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2008(c) Seikatsushoin Co., Ltd. All rights reserved. |
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ニート・ひきこもりと親
──心豊かな家族と社会の実現へ
A5判並製 228頁 ISBN 978-4-903690-22-3 2625円
（書籍紹介：『読売新聞』2008年7月1日朝刊）
ニートやひきこもりは、おそらく無意識に、敵意性、競争性、時間切迫、精力的活動、完璧主義や、
巧言令色で誠実さの感じられない大人社会を、ボイコットしている。物静かで鋭敏で誠実な、ニートやひきこもり、その心豊かな存在のありようを、メンタルヘルスの第一線で活躍する研究者・カウンセラーが、多様な事例と社会調査で明らかにする必備・必読の書。
【目次】（予定）
まえがき（宗像恒次）
序 章 心豊かな存在としてのニート（新行内勝善、宗像）
第一章 社会変化がつくりだすひきこもりやニート（畠中宗一、武藤清栄）
第二章 ニートやひきこもりと親の日常苛立事（村上章子）
第三章 ニートやひきこもりと親の家族満足度（武藤）
第四章 ニートやひきこもりの親の不安傾向をつくる要因（滝澤武、宗像）
第五章 ニートやひきこもりの親のメンタルヘルス不調の因果分析（窪田辰政、宗像）
第六章 気質理解で家族問題を解決する（宗像）
第七章 支援するカウンセラーの課題（武藤、渡辺健）
第八章 ニートと親のメンタリング（村上）
巻末１「ひきこもり」概念の変遷（畠中、武藤）
巻末２ ひきこもりとメンタルヘルス調査に用いた各設問の測定尺度（窪田）
巻末３ ニートと家族の調査票と調査結果―両親用、本人用の単純集計（窪田）
参考文献・引用文献
あとがき(武藤)